Acerta Professional Services

Acerta Professional Services

データに隠されたインサイトを引き出す

お客様に合わせたプロジェクトを提供

自動車工学、データサイエンス、機械学習/人工知能(ML/AI)の専門知識を活用し、これまで困難とされていた課題を解決します。

自動車部品関連企業のための当社の得意領域:

Acerta Professional Serviceとは?

当社がこれまでに培ってきた自動車関連部品、プロセス、故障モードに関する広範で独自の匿名化されたデータベースにより、当社のデータサイエンスチームはあらゆるデータセットに対して先手を打つことが可能です。

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データを活用し目標(部品の故障予測や特定プロセスの最適化)を達成するためのすぐに使える予測モデルを準備

Deployable Solution Icon

お客様の実データを活用し、PoCやトライアル後もそのまま利用可能な完全なデプロイメントソリューションを開発

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お客様保有のデータセットに対する評価と、データ品質向上のための定期的な提言・助言サービス

日産自動車とAcerta Analytics、オンタリオ州政府によるOVINの支援を受けて開発した、故障予測アナリティクス実験を公開

2023年3月8日 – キッチナー、カナダ自動車業界向けに製造技術とインダストリー4.0ソリューションを提供するアセルタ・アナリティクス(Acerta Analytics)社は、日本の日産自動車と共同開発した予測機械学習モデルの実験が完了したことをお知らせします。このプロジェクトは、オンタリオ・センター・オブ・イノベーション(OCI)が主導するオンタリオ・ビークル・イノベーション・ネットワーク(OVIN)を通じて一部資金提供されました。 

Acertaのカスタム分析ソリューションは、車両データで検出されたわずかな異常を抽出し、エンジン部品に関する故障の可能性を予測します。さらに、ドライバーに警告を発するまでに走行可能な残距離の予測も可能にします。 

「日産自動車は、お客様に対して予期しない修理を減らし、最終的に顧客側のコスト削減に貢献するような予測分析ソリューションを求めていました」と、Acerta Analytics社CEOであるグレタ・クトゥレンコは述べています。 

日産自動車では、エンジンの故障を予測するための機械学習と人工知能(AI)の応用に関する研究に着手しており、内燃機関を搭載した自動車に不可欠な部品であるインジェクター(燃料噴射装置)の故障に着目し本研究を進めきました。今回の技術発表でも、AIがなければ故障の早期発t見は極めて困難であったことが述べられています。 

日産自動車とAcertaは、2023年2月23日にカナダ・ウォータールーで行われたデモンストレーションイベントで、この革新的な技術を共有しました。今回の日産自動車とAcertaによる故障予測アナリティクスのデモ・デイのビデオでイベントのハイライトをご覧ください。

日産自動車は、オンタリオ州で発展する自動車業界のエコシステムに、AIと製造技術の専門知識が組み合わされた強みが存在していることを認識しており、私たちはお客様に具体的なベネフィットを提供するために、Acerta社と協力してこの新しい技術開発を加速させると共に、今回のパートナーシップを継続してきたことを喜んでいます。」と日産自動車 総合研究所 常務執行役員兼アライアンスグローバルVPの土井三浩氏は述べています。土井氏は、今回のデモイベントに参加するため日本の本社から訪問されました。 

また、オンタリオ州政府の経済開発・雇用創出・貿易担当大臣であるビクター・フェデリ氏は、2023年2月16日にトロントで開催された2023年カナダ国際オートショーにおいて、Electric City OVIN Cornerのリボンカット・イベントにおいても、本プロジェクトについてアナウンスを行っています。 

今回の136万カナダドルのプロジェクトは、OCIが主導するOVIN R&D Partnership FundのConnected AV&Smart Mobilityプログラムを通じて、オンタリオ州政府からの支援の一部で実現したものです。このプロジェクトには、34万4千カナダドル及び101万6千カナダ・ドルの事業支援がありました。 

「OCIは、オンタリオ州における自動車の未来を形成し、道路や自動車における新技術の導入と展開を促進するための支援に取り組んでいます。オンタリオ自動車イノベーションネットワーク(OVIN)は、Acertaのような革新的な企業が日産自動車のようなグローバルリーダーと提携することへのサポートを提供し、私たちの州地域でより安全でクリーン、そしてもっと利用しやすい交通手段を実現できるようにしていきます」と、OVIN担当責任者のRaed Kadri氏は述べています。 

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